先週はクリスマス休暇を先取りしたのか、
様子見ムードの閑散相場となりました。

材料としては、トランプ大統領の弾劾や
NYダウの最高値更新などもありましたが市場は反応薄でしたね。

やはり、米中通商貿易と比べると小物感が否めないです。

そんな中、ポンドだけは大きく下げましたか。

英選挙で保守党が圧勝して
ポンドが急激に買われたのは記憶に新しいですが、
早くも市場の熱は冷めて、離脱履行の不確実性に目を向けています。

結果的には、選挙時のポンドの上げ幅は全て取り消し、
行って来いの展開となりました。なんだかなぁ~。。。

では、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb19122201
週初は明確な方向性は見られなかったですが、
徐々に下向きが優勢になってきました。

いつも通り、遅行スパン陰転、且つ、赤色ゾーンの下の場面で
ショート指向で臨んでいけば問題は無かったでしょう。

しかし、最近のEURUSDは低ボラなので、
利大を目指すのは心理的にも難しかったかもしれません。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週を通してGBP売りであることが分かります。

しかし、相手方の通貨選択は難しかったでしょうか。

一応、JPY買い、USD買い傾向が見られるので、
GBPJPYのショート、GBPUSDのショートが候補になるでしょう。

実際、GBPUSDでは以下のようなチャートになりました。
cpb19122202
縦軸の目盛り幅は先のEURUSDと揃えてありますが、
やはり、これだけ動いたのなら、
ポンド関連の通貨ペアでトレードすべきですね。

さて、月曜からの相場ですが、
クリスマス週なので市場参加者の少ない、
閑散相場となる公算が高そうです。

通常営業でも低ボラなんですから、
プレイヤーが少なくなれば
更に動かなくなると考えるのは当然でしょう。

トレードする方は無理せずに臨んでください。

ちなみに、私の今年分のトレードは先週で終了しており、
既に仕事納めになっています。

月曜からは一応チャートチェックはしますが、
トレードはやりません。

シナリオ記事は、15時台に時間が取れたら書くかもしれませんが、
低ボラで面白みのないチャート形状をしていたら、
書かないかもしれません。