先週も中東情勢に関わるヘッドラインに振らされる展開でした。というか、トランプ大統領に振り回される展開と表現する方が適切か。

週初には、「48時間以内にホルムズ海峡を開放しないとイランの発電施設を攻撃する」と発言したと思ったら、その後には「イランと建設的な協議を行った」と発言したり。

週中には核放棄などを含む15項目の厳しい条件をイランに付きつけたり、紛争は数週間内で終わると発言したと思ったら、地上部隊の派遣を匂わせたりと、リスクオンとリスクオフが短時間に切り替わり、実際には何が行われているのかが不透明な状態になっています。

これまでもそうでしたが、トランプ大統領には嘘、というか、虚言というか、圧倒的な武力を背景に”かましてやろう“的な発言が多いので、何が真実なのか、見えにくいです。そして、それが市場関係者を不安にさせているわけですが。

基本的に、相場の流れは”有事のドル買い”が優勢、ドル円も久しぶりに160円台に乗せてきました。

当然、片山財務相も「断固とした処置含めしっかり対応する」といつものように口先介入してきていますが、今回は円安主導ではなく、あくまでもドル買い主導での上げですから円安を牽制するというのは、ちょっと論理がおかしいですね。

しかし実弾介入となると、2年前につけた最高値を超えるまで、つまり、162円台になるまでは行われないでしょう。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb26032901
週初は上優勢でしたが、中東情勢のリスクオフで急落、しかしその後はゆっくりと上昇トレンドが継続する展開でした。値幅は220PIPSほどで、大引けで160円台に乗せてきています。

トレーディングとしては難しかったかもしれませんね。基本、上目線で良いのですが、ヘッドラインで急落する場面も散見され、そこでストップにかかってしまう可能性もありました。

私も火曜日の遅行スパン陽転、且つ、赤色ゾーン抜けでロングしたのですが、その日のうちに急落してストップにかかってしまいました。しかし、水曜日の遅行スパン陽転、且つ、赤色ゾーン抜けの場面で再度のロング、今度は順調に伸びてくれました。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、週を通してあまりハッキリした状況ではなかったですが、JPYは弱め、USDは週後半にかけて強くなっています。

また、週初はEUR買い、GBP買い傾向でしたが、週後半にかけて徐々に方向感が無くなっています。

さて、月曜からの相場ですが、米雇用統計が控えています。前回はかなり弱かったので、今回はそれなりに注目されるはずですが、何にせよ、中東紛争の真っ最中ですからね。今回も”サブ”的な扱いになりそうです。

とりあえず中東情勢のヘッドラインに振らされる展開に変わりはないでしょう。そして、ドル円に関しては、2年前の最高値に乗せるかどうかに注目です。もし明確に乗せるようなら、ドル円のロングは一時ストップします。