先週はトランプ大統領のコロナ感染を受けての週となり、
乱高下に注意していたんですが、
早々にトランプ大統領は退院、
それを受けてか、市場は意外にも低ボラでした。
トランプ大統領ほどの高齢、且つ、肥満体質となれば、
相当な重症も覚悟すべきだと思ったんですが、
驚異的な回復力で?ワクチンが効いて?
すぐに復帰しましたが、実際はどうなんでしょう。
大統領選のために無理やり回復をアピールしているだけ、
との報道もあり、
実際のところは分かりません。
また、英がEUとの通商協議の期限を
15日に設定したことも話題になりましたが、
これが守られるかどうかは分かりません。
単なる交渉術の可能性もあり、
英のこれまでの経緯からしても延長される可能性はあります。
ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
上記チャートのように遅行スパンの陽転陰転が何度も繰り返され、
且つ、スパンモデルの色も何度も変化する相場状況は、
トレードには適していません。
要するに、1時間足レベルで持合っている、
明確なトレンドになっていないことを示唆しているので
このような時にはトレードは控えたほうが良いです。
見た目にもチャートがゴチャゴチャしている時は
トレードを控えたほうが良いでしょう。
そして、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
概ね、JPY売り傾向が見られます。
また、EUR買い傾向も僅かに見られるでしょうか。
なので、トレードするとしたらEURJPYのロングが良かったと思われますが、
あまりハッキリしないですね。
さて、月曜からの相場ですが、
英が通商協議の期限として自主的に設定した
10/15を巡っての動きが注目されます。
これまでの英の交渉術からすると、
10/15が守られることはなく、期限は延長される可能性が高いでしょう。
しかし、市場は神経質になるでしょうから、
15日までのポンド関連の通貨ペアの扱いには注意です。
あれこれ考えるのが面倒なら、GBPJPYやGBPUSDなどは
トレード対象外にしましょう。