先週は様々ニュースが飛び交いました。

英とEUとの通商協議が難航、
アゼルバイジャンとアルメニアの地域紛争、
東京証券取引所のシステム障害、
第1回目の米大統領候補の討論会など。

しかし、最も市場を驚かせたのは、
石原さとみさんの結婚、、、
ではなくて、トランプ大統領のコロナ感染ですね。

停滞気味に推移していた市場は、
この一報を受けて一転リスク回避の動きとなり、
ドル売り、円買い、NYダウ先物急落、金(ゴールド)急騰
になりました。

この記事を書いている時点でも
トランプ大統領は入院しているようですが、
これによりバイデン氏の優位が拡大したとの報道もあります。

先の読めない不透明な材料が増えただけに、
しばらく為替市場は混乱するかもしれません。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb20100401
まず大前提として、
このようなチャートではトレードすべきではありません。
ボラティリティが小さすぎますので。

週中までは僅か30PIPS程度の値幅ですが、
この程度の値動きではどうすることもできませんね。

そして、週末にいきなり急落していますが、
これがトランプ大統領のコロナ感染を受けての反応です。

しかし、どうなんでしょうか、
チャートを見る限りにおいては、意外に下げ幅が小さい印象です。

どちらにせよ、
このようなトレンドがはっきりしないチャートでは
トレードすべきではありませんね。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般、GBP買い傾向にあるのが分かりますので、
GBPJPYやGBPUSDをロング指向で臨むのが適切だったでしょう。

そして、USDJPYは相変わらず似たような動きになっていますが、
トランプ大統領のコロナ感染報道直後には、
リスク回避でUSD売り、JPY買いになっています。

さて、月曜からの相場ですが、
トランプ大統領の容態次第でしょうか。

入院後は様々な噂が報道されていますが、
仮に悪化するようなことになれば、
市場は混乱するでしょう。

ポジション保有中に、余計な報道が流れないのを祈るのみです。