先週もウクライナ情勢を巡って
ボラティリティの高い相場展開でした。

ロシア軍は原発を攻撃するだけでなく、
病院や民間人も攻撃していて、もはや無差別状態です。

フランスやドイツが電話会談を行い、
停戦要求しましたが物別れ、
どうやらプーチン氏には戦争を終わら気はないようですね。

報道によると、
ロシアが1年以内にデフォルトする確率は71%なんだとか。

こうなってしまった以上、
ロシアがウクライナを占拠するのが先か、
ロシアがデフォルトするのが先か、
ロシアが最終兵器を使うのが先か、
でしょうね。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb22031301
週明けは先々週の流れを受けて弱含みでしたが、
遅行スパンが陽転して以降は一方的な上昇トレンドになりました。

ボラティリティも大きく上昇していてチャートも綺麗、
このような通貨ペアを選びたいですね。

いつも通り、青色ゾーンを背にして
押目買い方針で臨んでいけば
期待値>1のトレーディングができたでしょう。

また、サブウィンドの通貨の力関係を確認すると、
週明けは戦争要因によるリスク回避で
JPY買い、USD買い、GBP売り、EUR売りでしたが、
週中以降はその流れが変わりました。

USDは相変わらず買い傾向でしたが、
JPYが売られ続けたために、
USDJPYの強弱の差が増し、
USDJPYは上昇したと言えます。

そして、USDJPYは2017年以来の117円台乗せです。

この流れが長期的なものなのか分かりませんが、
USDに関しては、戦争要因と利上げ要因が重なり、
今後も買い圧力は強いでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
引き続きウクライナ情勢に注目です。

ニュースヘッドラインひとつで
上にも下にも大きく振れることが予想されるので
難しいトレーディングになるかもしれません。

そして、一応FOMCが開催されます。
今回の会合では0.25%の利上げが確実視されていますが、
今の相場環境ではそんなことはどうでも良いですね。