ロシアによるウクライナへ侵攻が続いています。

しかも、核保有国が核を脅しに使って攻め込むなんて
まともな人間のすることではないです。

実際問題として戦力差を考えると
明らかにウクライナは不利ですが、
西側が協力して武力提供、経済封鎖を行っているので、
ウクライナは何とか持ちこたえている状況でしょうか。

先日はロシアがウクライナの原発を攻撃したことで
これまで以上に全世界から非難の声が上がっており、
完全にロシアは国際社会から孤立しました。

このままいけばロシア経済は破綻するとも言われていますが、
こうなってしまった以上、それがベターな結果なのかもしれません。

ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、赤色四角枠を記述していますが、
 これはマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb22030601
地理的に戦地に近いという理由から
最近はユーロ売りが継続しています。

先週のEURUSDも大きく下がっており、
しかも、ボラティリティも大きく上昇しています。

テクニカル的には遅行スパンが陰転している場面が多く、
ほとんどの期間で赤色ゾーンなので、
売り目線で見るべき局面でした。

ボラティリティが大きいのでストップの幅も大きくなりますが、
トレーディング的にはそれほど難しくは無かったでしょう。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり、EUR売りが目立っていますね。

それに対して買われた通貨は、
こちらもリスク回避という点を考えると、
必然的にJPY買い、USD買いになりますか。

よって、通貨ペア選択としては、
EURJPYの売り、EURUSDの売りが候補になります。

さて、月曜からの相場ですが、
引き続き、ウクライナ情勢に注目です。

プーチン氏に関しては、
精神異常も噂されていますが、
ロシアのトップでいる限り、ウクライナ全土を掌握するまで
この戦争を終わら気は無いでしょう。

一応、西側はロシアの主要銀行をSWIFTから排除したことで
ロシアは経済的に孤立、為替取引ができなくなったことで、
ルーブルは暴落しています。

併せて、ロシア株も軒並み暴落しており、
経済的なダメージは相当なものでしょう。

このような経済封鎖が長期に渡れば、
ロシアは確実にデフォルトに陥るはずですが、
それでも戦争を続ける意味が分かりません。

プーチン氏がキレて暴発しないことを祈ります。