先週は日米の金融政策発表が相場の流れを決めました。
まずFOMCですが、事前の予想通り、全会一致による約3年ぶりの利上げとなりました。さらに、年内あと1回の追加利上げも示唆され、かなりタカ派的な印象となったことで、ドル買いが加速することに。
トランプ大統領が強烈に利下げを要求する中、ウォーシュFRB議長は本当に利上げしましたね。まぁ経済指標の動向など、普通に考えれば利上げが妥当なんですが、なんせトランプ大統領とは真逆の方針ですからね。
今回の決定にすぐさまトランプ大統領は反発、「アメリカの金利は1%以下であるべきだ。早急に引き下げろ!」と発言、ウォーシュFRB議長を直接批判することはなかったですが、理事会については敵対的と非難しています。
たいして、日銀金融政策決定会合ですが、事前の予想通りの利上げとなりましたが、こちらは全会一致ではなく、2名の政策委員が据え置きを主張したことがハト派的と捉えられて、追加利上げ観測が後退し、円売りが加速することに。
このあたり、日米の反応の違いが面白いですね。同じ利上げにも関わらず、米ではタカ派的でドル買いに反応、日本ではハト派的で円売りに反応しています。
結果的にドル買い円売りが加速することになり、ドル円は急騰し、一時158円台乗せ、大引けでは156円台後半で引けています。
この結果にベッセント米財務長官は何を思うのか?
以前ベッセント米財務長官は「私が胴元だ」「日銀がどう動くか正確な見通しを持っている」「私と反対に賭けたいのならご自由にどうぞ」と発言していましたので、今回の日銀金融政策決定会合の結果も当然分かっていたんでしょ?
胴元ならなぜ円売りを抑えることができないの?今のところ、ベッセント米財務長官と反対に賭けたほうが正しいとなりますが?
著名人がどんな発言で口先介入をしても無駄です。日本の財政懸念や円安の構造的要因というファンダメンタルズが変わらない限り、長期的な円安の流れは変わりません。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

序盤に遅行スパン陽転、且つ、赤色ゾーン抜けになってからはほぼ一方的な上昇トレンドでした。値幅は480PIPSほどでかなりの高ボラティリティーです。
トレーディングとしては簡単でしたね。序盤にロングしてストップを青色ゾーンの下に設定しておけば、損小利大で含み益が増大する展開でした。
しかし大前提としてこの週は金融政策週でしたからね、重要イベント前にポジションを持つ勇気があるかどうかの問題です。そのまま見送っても、それはそれで適切な判断とも言えます。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、週を通してUSD買い、JPY売りとなっている様子がわかります。
EURとGBPはあまり方向感出ず。英中銀会合後にはGBP売りになっていますが、一時的な動きに留まっています。
さて、月曜からの相場ですが、このままドル高円安が続くのかに注目です。日銀がレートチェックを実施したとの報道もありますが、この価格帯での介入はないでしょうね。
日本ではシルバーウイークとなり、東京時間は薄商いになるので、それほどボラティリティが出ない可能性もあります。
ドル円はトレード対象、いつも通り上目線での押し目買いを狙っていきます。





