一週間前の記事では、得意なチャートパターンの作り方として、
実際に私が使用しているチャートパターンの中から
1.高値抜け買い
2.押目買い
3.右肩下がりのトレンドライン抜け買い
4.右肩上がりのトレンドライン支持線買い
のうち、
1.高値抜け買い
2.押目買い
について説明しました。
今回はその続きとして、上記の3、4について考えてみたいと思います。
今回もロングの場合で解説します。ショートの場合は上下逆にしてください。
3.右肩下がりのトレンドライン抜け買い
大きい時間足が上昇トレンドを示現していたとしても
メイン時間足で見た場合、毎回ローソク足が描かれるごとに
高値更新しているとは限りません。
上昇トレンドの最中でも、高値が徐々に切り下がっている場面というのもあります。
そして、その高値の切り下げがラインが引けるほど綺麗に下げている事も多いです。
その場合、そのラインを上抜けた事を確認したらロングします。
押目買いにも似ていますが、押目買いの場合は、
押しのレベルをテクニカル系の指標に依存する事が多いですが、
このトレンドライン上抜けというのは、
ローソク足そのものを見て判断することになります。
実際に隣のローソク足と比較し、
高値切り下げが終わった事を確認してのエントリーです。
前回の記事と同様に、今回も幾つかお勧めの条件を提案させて頂くと、
高値切り下げのローソク足は4本以上。
ラインは上ヒゲの頂点から引く事。
ライン抜けロングエントリーは、終値を確認してから。
ラインの始点となった高値から、最低でも20PIPS下の位置でエントリーできる事。
などなど。
こういった条件も加味すると、より確度が上がります。
4.右肩上がりのトレンドライン支持線買い
大きい時間足が上昇トレンドを示現しているならば、
メイン時間足で見た場合、基本的にはローソク足の安値は
切り上がっているはずです。
その場合、その安値同士をラインで結ぶと
右肩上がりのトレンドラインが引ける場合も多いです。
そして、そのトレンドラインを引いている期間というのは、
長短いろいろあって、上昇トレンドの起点から何十本ものローソク足に
及ぶくらい長い期間で引ける事もありますし、
直近5,6本程度の短い期間でラインが引ける事もあります。
こういった右肩上がりのトレンドラインの支持線までレートが下がってからの
反発上昇をロングする手法です。
では、その反発上昇を何で確認するかというと、
それは、以前記事にしたマルチタイムフレームでの
小さな時間足の役割となります。
これについても、その他の幾つかお勧めの条件を提案させて頂くと、
トレンドラインは長ければ長いほど良い。
トレンドラインは最低でも3点の安値を結んで引ける事。
安値の間隔はなるべく等間隔につけている事。
などなど。
こういった条件も加味すると、より確度が上がります。
以上の4つが、私がメインの時間足を見ている時に
待っているチャートパターンです。
これら4つに上記のような幾つかの諸条件を加える事によって、
期待値>1のチャートパターンを見つける事ができると思いますよ。
デイトレという時間枠で考えた場合、
ロンドン時間開始から深夜の24時付近まで監視できるのであれば、
上記のようなチャートパターンは、
1通貨ペアあたり1日1回程度は出現しているのではないでしょうか。
ちなみに、私の作成した無料レポートでは、逆張りを扱っているものがある為、
このブログを見ている方の中には、私を逆張り派だと思っている方も
いるかもしれませんが、基本的に私は順張り派です。
上記のように、順張りでチャートを見つつ、
無料レポートに書いてあるような逆張りの条件に一致するような場面では
逆張りも実行するというスタンスです。