マルチタイムフレームで平均足を使う意味

私はマルチタイムフレームで相場を分析する際、
「小さい時間足」では、通常のローソク足ではなく、平均足を使っています。
今回はその意味を書いてみたいと思います。

 

平均足というと、今では既に一般的なテクニカル指標となっているんでしょうか。
このブログを読んでいる方の中にも、
もしかしたら既に使っているという方もいらっしゃるかもしれませんが、
ここでは私なりの使い方をご紹介したいと思います。

 

まず計算式ですが、

始値:(一つ前の平均足の始値+一つ前の平均足の終値)/2
高値:当日高値
安値:当日安値
終値:(始値+高値+安値+終値)/4

となっていて、これでローソク足を作成することになります。

 

ですので、始値=現在値というわけではないので、
ローソク足が切り替わった瞬間に、いきなり陽線だったり、陰線だったりします。

 

この平均足の一番の特徴は、トレンドの状態を視覚的に把握できる事です。

 

通常、トレンドを形成している場合でも、
例え上昇トレンドでも、毎回必ず陽線が続くとは限りませんし、
下降トレンドでも、毎回必ず陰線が続くとは限りません。

 

上昇トレンドの最中でも、途中陰線が1箇所や2箇所連続で現われたりするものです。
また、トレンドによっては、陽線・陰線が入り乱れて上昇、または下落していく、
という事もありえます。

 

そうした場合、普通のローソク足では、
なかなかトレンドの継続状態を把握する事が難しいですが、
平均足の場合、その計算式の性質上、上昇中は陽線が連続して出現しやすい、
下落中は陰線が連続して出現しやすくなっています。

 

そのため、トレンドの把握がとても分かり易くなっています。
この、トレンドが把握しやすい、というのが平均足の最大の長所です。

 

では、逆に短所は何かというと、

 

ローソク足毎の始値と終値が分からない事です。
現在値=終値ではないので、慣れていないと
現在の価格がローソク足のどの辺りにあるのか分かりにくい場合があります。

 

また、当然ローソク足の組み合わせで相場を判断することも難しいです。
はらみ線とか、含み線など、ローソク足の数本の組み合わせを利用した
相場判断はできません。

 

平均足は、その名の通りローソク足の平均をとっているので、
流れを視覚的に見るにはとても便利ですが、
逆に言えば、正確な位置を判断しづらい、雑な判断になりやすいとも言えます。

 

そういった長所・短所を踏まえ、マルチタイムフレームでの「小さい時間足」で、
私は平均足を使用しています。

 

このブログを見ていただいて分かるように、
私の「メイン時間足」は、15分足チャートです。

 

そして、まだブログでは紹介していませんが、
「小さい時間足」は1分足チャートを使用しています。

 

1分足チャートというと、どのような印象をお持ちでしょうか?
おそらくスウィングトレード以上の数日ポジションを保有するトレーダーにとっては、
1分足などはノイズ以外の何ものでもないでしょう。

 

デイトレをやっているトレーダーにとっても、
人によっては1分足となると、流石にやりにくいと思っている人もいるかと思います。

 

スキャルピングをメインにしているトレーダでなければ、
常に見ているという方は、そんなにいないのかもしれません。

 

1分足自体の有効性については、議論が分かれるところですが、
私個人の感想としては、
使い方、使い所を間違わなければ、十分に利用価値があると思っています。
逆に言えば、使い方を間違えるとうまくいかない事の方が多いとも言えます。

 

例えば、1分足で形成されたローソク足の4本値にどれだけの価値があるでしょうか。
また、それらのローソク足数本の組み合わせにどれだけの価値があるでしょうか。

 

1分足の直近2,3本のローソク足の組み合わせを見て、
含み線だとか、はらみ線だとか、かぶせ線、切り込み線、
とやっていてもどれ程有効に機能してくれるかどうか私は疑問に思います。

 

1分足2,3本分のローソク足、つまり、たった2,3分の相場参加者の意思が、
その後の相場の動きに確率的に明確な影響を与えるとは、私には思えません。
(まぁ、単にスキャルピングに対する私の理解不足が原因なのかもしれませんが)

 

ですので、私のとしては1分足のローソク足の形自体には、こだわりは無く、
あくまでもマルチタイムフレームでの「小さい時間足」の役割である、
タイミングをとる為に利用しています。

 

そこで登場するのが、平均足です。

 

先に解説したように、
平均足は、トレンドが把握しやすい、流れを視覚的に見るにはとても便利
という特徴があります。

 

これはタイミングを計る「小さい時間足」の役目を担う指標としては最適とも言えます。
私は1分足では、個々のローソク足を見たいのではなく、流れを見たいんです。
15分足を細分化した上での流れから、タイミングを計りたいんです。

 

ですので、1分足に平均足を使用する事で、その流れが視覚的に明確になり、
タイミングがとりやすくなります。

 

平均足の使い方は、一般的に説明されている使い方と一緒です。
ロングなら陰線から陽線に切り替わるタイミングで、
もしくは、連続陽線から一旦陰線が出るも、再度の陽線出現のタイミングで、
エントリーします。

 

これは、1分足だから平均足という意味ではなく、どちらかというと、
「小さい時間足」だから平均足を使っているという意味合いのほうが強いです。

 

ですので、あなたが使っている「小さい時間足」が5分足ならば、5分足で平均足を、
「小さい時間足」が30分足ならば、30分足で平均足を使って見るのも
面白いのではないでしょうか。

 

しかし、「小さい時間足」ばかり見ていると、
肝心の「大きい時間足」「メイン時間足」の方向を見失ってしまう可能性もあるので、
あくまでも「小さい時間足」は、エントリーとクローズの時だけ見ることをお勧めします。

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