先週は英のEU離脱修正案に注目が集まりましたが、
何とか合意にまで持っていきました。

そして、合意に呼応するようにポンドが買われ、
それに波及するようにユーロも買われ、
さらには、リスク先行ムードで円が売られる展開となりました。

が、、、どうやらぬか喜びだったようですね。

肝心の英会議では、採決が先送りされ、
またしても離脱案が棚上げ状態になり、
合意が無駄なものとなりました。

う~ん、何度同じことを繰り返しているんでしょうか。
そして、先週のポンド買いは何だったんでしょうか。

あたかも英議会で離脱案が承認されるかのような
急激なポンド買いでしたが、
単なる期待だけ、先走りだったんでしょうか。

う~ん、よく分かりません。。。

これで週明け寄り付きのポンドは大きくギャップダウンでしょうか、
そして、それにつられてユーロ売り、円買いでしょうか。

では、
先週分のEURJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb19102001
一瞬だけ条件的にショート指向の場面がありましたが、
概ねロング指向で臨むべきチャートでしたね。

青色ゾーンがサポートになっていましたので、
それを背にして押目買いでトレードしていけば
大きく外すことは無かったでしょう。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般的にGBP買い、EUR買い、
JPY売り、USD売り傾向が見られます。

特に、EU離脱に関する報道の影響で
GBP買い、JPY売りが強く出ていたので、
GBPJPYのロングが最も値幅が取れたでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
英会議での採決先送りを受けて
英ジョンソン首相はEUに離脱期限の延期を申請したとか。

これを市場がどのように受け止めるかです。

先週は期待先行でポンドが大きく上げてしまっただけに、
反動のポンド売りも大きそうです。

まだまだ英の混迷は続きます。