レートは、ファンダメンタル的な要因、そして
その時のニュースや経済指標発表などで上げ下げを繰り返しますが、
そういったことを考えなくて、チャート上の動きだけで、
先週の流れを復習してみます。

 

以下は、先週のEURJPY、EURUSD、USDJPYの1時間足チャートです。

 

青色枠遅行スパンが陽転で買い優勢、
赤色枠遅行スパンが陰転で売り優勢、
となっています。

 

本来なら、スパンモデルとの位置関係なども考慮に入れるのですが、
とりあえず簡単にトレンド状態を確認する為に、
遅行スパンだけを判断基準にします。

 

この3つの通貨ペアを時系列的に見ていくと、何となく流れが掴めてきませんか?
FXCHART031701
FXCHART031702

12日あたりは、3つの通貨ペアとも陽転状態となっていて、
リスク選好的な動きとなっています。

 

しかし時間帯的には、深夜から東京時間までですので、
デイトレするには難しいですね。

 

13日にかけてはEURJPYとUSDJPYが先に陰転し、円高の流れとなりました。
そして、少し間隔をあけてからEURUSDが陰転して、
ユーロ安の流れも加わってきている事が分かります。

 

円高の動きよりも、ユーロ安の動きのほうが、チャート的には明確といえるので、
どちらかというとユーロ安の動きに乗りたいですね。

 

そして、週報半にかけては、EURJPYとEURUSDが上昇トレンドに転じて、
ユーロ高の流れに変化していきました。

 

この週のロンドン時間以降で、デイトレとしてやりやすかったのは、
13日のユーロ売りの流れ、14日のドル買いの流れ、15日のユーロ買いの流れ
だったといえますね。

 

こうした1時間足の流れを確認しつつ、
より小さな時間足でタイミングを図っていくと
勝率が上がっていくかもしれませんね。

 

私は週末にはこんな感じで復習してます。