先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。
結局先週は期待はずれとなった雇用統計の結果を受けての
円買い、ドル売りの流れが1週間続く事になりました。
途中、QE縮小に関する発言も何度かありましたが、
特に大きなドル買いに発展する事もなかったですね。
下記チャートを見ても分かるとおり、
EURJPYとUSDJPYが似たようなチャート形状を描いています。
つまり、ほぼ一方的な円買いトレンドでしたね。
そして、EURUSDに関しては緩やかな上昇トレンドとなっていて、
ドル売りの影響も見てとれます。
週全般を通して、円買い、ドル売りででしたが、
ユーロの動きは相変わらず微妙な感じでよく分かりませんね。
また、4時間足レベルでもEURJPYは下降トレンド、EURUSDは上昇トレンド、
USDJPYは下降トレンドとなっていて、
マルチタイムフレーム的にも仕掛ける方向性に迷う事はなかったです。
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合に分かりやすい場面は、
5日の円買いの流れに乗ってのEURJPYのショート、
7日の円買いの流れに乗ってのEURJPYのショート、
8日の円買いの流れに乗ってのEURJPYのショート、
6日のドル売りの流れに乗ってのEURUSDのロング、
7日のドル売りの流れに乗ってのEURUSDのロング、
8日のドル売りの流れに乗ってのEURUSDのロング、
でしょうか。
しかし実際は、EURUSDに関してはジリ高基調でタイミングは取りづらかったですね。
押目は浅かったので、押目買いはやりにくかったですし、
レンジ相場でもなかったので、ブレイク狙いもできずで、
押目買い、高値抜け買い、共に中途半端な感じでした。
週末を迎えての直近の動きとしては、
円買い>ドル売り>ユーロ売り
という力関係になっていると思われます。
夏期休暇の影響で、月曜からは市場参加者が更に少なくなるでしょうから、
チョッピーな動きには注意した方が良いかもしれません。
また、大きな材料が出なければ、来週も現在の流れが継続するような気もしますが、
USDJPYに関しては、6月につけた安値(93.78円付近)がとりあえずの下値目処でしょう。
まぁ、来週だけでそこまで下げないとは思いますが。