先週は新型ウィルスの感染拡大が市場のテーマとなり、
全般、リスク回避の動きとなりました。

中国当局は感染拡大防止のために
様々な対策を立てているようですが、
追いついていないようですね。

中国が春節の大型連休となり、
旅行に乗じて日本に退避している中国人も多く、
本当、迷惑です。

モラルの問題でしょうが、
こうやって様々な国にウィルスをまき散らしていくんでしょうね。

既に日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカでも
感染者が見つかっており、世界的な広がりを見せています。

そのほかの出来事としては、
先週はラガルドECB総裁の発言もありましたが、
その慎重姿勢によりユーロが売られています。

ということで、
先週分のEURJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、赤色四角枠を記述していますが、
 これはマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb20012601
見ての通り、赤色ゾーンのみ、
遅行スパンもほとんどの領域で陰転しています。

赤色ゾーンを背にして戻り売りメインで臨んでいけば
問題なかったでしょう。

4時間足レベルでも下降トレンドだったので、
先週はシナリオが立てやすい、且つ、
分かりやすいトレーディングができました。

次に、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり、新型ウィルスの影響でJPY買い傾向になっていますが、
それよりも、EUR売りが目立っていましたね。

通貨の強弱の立場からもEURJPYのショートは妥当でした。

他には、GBP買いも見られるので、
EURGBPのショートでも取りやすかったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
新型ウィルスの影響がどのくらい相場に影響を与えるかです。

米では二人目の感染者が見つかったようで、
週末もウィルス感染拡大のニュースが絶えません。

とりあえず週明けの寄付きはギャップダウンで始まりそうです。