新型コロナウィルスに関する米中対立が激化しており、
先週もトランプ大統領は中国を非難する姿勢を継続しています。

ついには中国との断交までをも示唆するようになり、
両国の緊張は高まっています。

断交とは具体的に何を指すのかは分かりませんが、
仮に貿易停止だとすれば、
それこそ本格的な世界経済の停滞になりかねません。

まぁ、そこまでは過激にはならないでしょうが、
賠償請求くらいは本当にやるかもしれませんね。

大統領選挙を控えたトランプ大統領としては、
自身の支持率上昇のためであれば何でもするでしょうから。

また、米以外でも中国を非難する声が
徐々に広がりつつあるようです。

先週は豪州が新型コロナウィルスの発生源について
独自に調査が必要と発言しましたが、
それに対して中国は当たり前のように反発し、
豪州からの食肉輸入の禁止という制裁措置をとっています。

自国に都合の悪いことは何でも反発して制裁、、、

今後も、
中国を非難⇒その国への制裁措置
という流れが続きそうです。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb20051701
週初は上昇トレンドでしたが、途中から下降トレンドに変わり
終盤には方向感がなくなっています。

遅行スパンに従って仕掛けていけば
大きく外すことはなかったでしょうが、
それほど分かりやすいチャート形状でもないので、
優先的に選択すべき通貨ペアではなかったでしょう。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週を通してGBP売りになっていることが分かります。

しかし、継続的に買われている通貨はなかったですね。

あえて言うのなら、USD買い傾向も見られたので、
GBPUSDのショートがやり易かったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
引き続き米中対立に注目です。

おそらくトランプ大統領が中国に対して
何かしらの発言をするでしょうね。

そして、それに対して中国も反論するという流れでしょうか。

豪州には対抗措置をとれましたが、
米には対抗措置がとれるかどうか。

世の中、正しいかどうかがではなく、
力が強いかどうかなんですね。。。空しい。。。