先週は新型コロナウィルスの感染拡大で、
リスク回避の動きが優勢となりました。
明確な解決策もなく、ワクチンも無く、
不安だけが広がっている現在が
マーケットにとっては一番のリスク要因でしょうか。
WHOはようやく緊急事態宣言を出しましたが、
あまりにも遅過ぎです。
ご存じの方も多いでしょうが、
WHOのテドロス事務局長は、エチオピア出身です。
そして、エチオピアは中国から相当な額の資金援助をしてもらっており、
中国からの援助がないと国家運営すらもままならない状態です。
つまり、、、そういうことですね、
残念ですが、中国への忖度が
新型コロナウィルスの感染拡大に寄与したんですね。
今さら何を言っても遅いですが、
とりあえず私たちは個人でできる最大の予防をしましょう。
では、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
全般的に弱含みの展開でしたが、
既に先々週から下げ傾向であったので、
下げ疲れのような動きにも見えます。
スパンモデル的にも赤色ゾーンの領域が多く
売り目線でトレードする場面が多かったでしょう。
しかし、相変わらず値幅が出ていなかったので、
利大を目指していたら失敗していたかもしれません。
次に、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週を通しての傾向は見られなかったですね。
週前半はJPY買い、USD買い、GBP売り、
週後半はGBP買い、USD売りという流れになっていました。
さて、月曜からの相場ですが、
春節明けの中国市場に誰もが注目しているでしょうね。
下げて始まるのは確実でしょうが、
どのレベルで下げ止まるのか、
もしくは、下げ止まらないのか、です。
また、それとは別に感染者の拡大の推移にも注意です。
パンデミックという嫌な言葉も聞こえていますが、
幾何級数的に感染者が増えるようなら
さすがにリーマンショック級の事態も想定しないといけません。