先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。
先週は重要イベントもなく、
チャート的にも4時間足、日足レベルでの持合状態が続いていて、
1時間足チャートで見ても、方向感が分かりにくく、トレードしづらい状況でした。
先週に限っては、AUD関連の通貨ペアが綺麗に動いていましたので、
AUDJPY,AUDUSDをトレード対象にしていたならば、
取りやすい週だったかもしれませんが、
私の場合、USD,EUR,JPY関連の通貨ペアを主として相場を見ていますので、
難しい週だったという印象です。
それぞれの通貨ペアの動きを確認してみると、
EURJPYは、週初青色ゾーンを挟んでの上下動となっており、
後半になるに従って、徐々に下げる展開でしたが、
4時間足レベルの下限に到達すると、終盤一転して上昇転換しています。
最近の傾向としては、週前半は動かないが、後半になるにつれて動き出す
というパターンが多いような気がするんですが、気のせいでしょうか。
EURUSDも、週初は上下動を繰り返すも、後半になると下方向有利となっています。
遅行スパンに沿って仕掛けていれば、大きな間違いはなかったですが、
それでも週前半は、トレンドの継続性がなかったので、
小幅損切となる可能性が高かったですね。
USDJPYは、特に見るべきものが無い狭いレンジ相場です。
アベノミクス以前の、どんな指標にも反応しなかった時のUSDJPYを
思い出させるような無風状態の一週間でしたね。
下記は、先週1週間分の1時間足チャートです。
上からEURJPY,EURUSD,USDJPYです。
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合のエントリー箇所は、
27日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
28日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
28日のEURJPY、円売りの流れに乗ってのロング、
24日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
27日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
28日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
こんなところでしょうか。
週後半には下降トレンド傾向が強まっていますが、
4時間足レベルでは、ボックス相場の下限に位置している状況でしたので、
この下降トレンドには心理的には乗りづらかったです。
週末を迎えての直近の動きとしては、
円売り買い>ユーロ買い>ドル買い
という力関係になっていると思われます。
週を通して、ユーロ売りの傾向が強かったですが、
金曜日の終盤になって一気に円売りが起きています。
これが単なるポジション調整の動きなのか、それとも、
4時間足レベルの下限からの反発を意識した動きなのかは分かりませんが、
米雇用統計を控え、今週も難しい相場展開となりそうです。