先週は伊勢志摩サミットが開催されましたが、
為替への影響はほとんどなかったですね。
EURUSD,USDJPY,EURJPYなど、私がメインで見ている通貨ペアは
どれもレンジ的な動きの場面が多くて、
あまりトレードしやすい状況ではなかったです。
それよりもサブで監視しているポンド関連の方が良く動いたでしょうか。
相変わらず、EU離脱の是非を問う英国民投票の思惑によって
上にも下にも大きく振れていますが、
先週はEU残留をアピールする場面が多かった為に
ポンド買いの方が強く出たでしょうか。
そのあたりの様子をGBPJPYで復習してみます。
以下は、先週1週間分のGBPJPYの1時間足チャートです。
チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。
そして、サブウィンドウは、私が独自特典として提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです。
私はどの通貨ペアを監視する時にも
縦軸の目盛幅は揃えるようにしているんですが、
やはりポンド関連はボラティリティが高ですね。
全般的な流れとしては、週前半は下降トレンドでしたが、
途中からは急騰による上昇トレド、
週後半は調整の下降トレンドという感じでしょうか。
概ね、青色四角枠でロング、赤色四角枠でショートしていれば
期待値>1のトレードができていたことは分かりますが、
ポンド関連は指標発表を起点として急騰急落したり、乱高下するケースも多いので、
私ような指標発表後のトレードが苦手な人はやり難いかもしれませんね。
サブウィンドウの通貨の力関係を見ると、
週前半は円買い、ポンド売りでしたが、
24日にラインがクロスして以降は、円売り、ポンド買いに変わってきており、
このようにラインのクロスを契機に目線の切り替えをしていけば問題ないでしょう。
週末の大引けの時点では、
USD>GBP>JPY>EUR
という強弱なので、EURUSDのショート狙いから始まるでしょうか。
大引け間際のUSD買いは、イエレンFRB議長による
「今後数カ月での利上げは恐らく適切」
という発言によるものでしょう。
この発言の影響が今週も続き、ドル買い傾向になるのかに注目です。