先週はNYダウが最高値を更新したり、
日経平均株価も14連騰を記録するなど、
株式が主導するリスク選好の流れが強かったようです。
日経平均の14連騰は日本では戦後のタイ記録だそうですが、
衆議院選で与党が圧勝するようだと、
明日の月曜日も上昇する可能性が高く、
となると、記録更新でしょうか。
また、海外ではスペイン・カタルーニャ州の独立問題があり、
一時的にリスク回避となる動きもあったもののすぐに戻しており、
現在の流れから判断すると、
市場はどうやらリスク選好になりたがっているようです。
では、
先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートを復習してみます。
チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
先々週は下降トレンドだったんですが、そこからトレンド転換し、
先週は上昇トレンドが継続した1週間となりました。
途中、木曜日に急落していますが、
これがカタルーニャ問題です。
この時には一時的に売り指向になりますが、
4時間足以上の流れを見ると、ショートは慎重になるべきですね。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週初はUSD買い主導で、週中からはJPY売り主導によって
USDJPYは上昇した事が分かります。
GBP売りも目立っていますが、
これは英のEU離脱交渉の難航が続いていたためですね。
さて、月曜からの相場ですが、
まずは衆議院選での結果が反映されることになるでしょう。
世論調査では与党勝利 or 与党圧勝と言われているようですが、
それが実現したら、寄付きはリスク選好から始まり、
円関連の通貨ペアは、ギャップアップでしょうか。
しかし、与党勝利を見込んでの先週の円売り上昇とも言えるので、
もしかしたら、”Sell the Fact“で急落の可能性もあります。
いずれにせよ、衆議院選の影響は月曜日だけで、
それ以降はいつも通り、海外の材料で動く事になるでしょう。