リスク回の流れが止まりません。

先週も新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、
株式から資金が流れ、円が買われる展開になっています。

この流れを止めるべく、FRBは0.5%の緊急利下げを行うも、
株安の流れは止めることができませんでした。

ドル円も連日の安値更新で、
一時は104円台に突入する動きも見られて
依然としてリスク回避の流れのままです。

正直、いくら金融緩和しても
根本の原因である新型コロナウィルスが
抑えられなければ意味がないわけで、
それを見抜かれているようです。

生ごみにいくら消臭剤をかけても臭ってくるわけで、
根本の生ごみを取り除かなれば何の解決にもなりません。

では、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、赤色四角枠を記述していますが、
 これはマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb20030801
上下幅は350PIPSほどでしょうか、
先週も高ボラティリティーでしたね。

見ての通り、チャートは赤色ゾーンだけで、
さらに、遅行スパンは陰転している場面が多く、
ショート指向で臨んでいけば問題は無かったでしょう。

新型コロナウィルスが拡大している中、
不謹慎かもしれませんが、
ここ数週間の為替はボーナスタイムです。

非常にやり易いです。

去年までの低ボラティリティに悩まされた時期とは
比較にならないほど利益を上げやすいです。

こういう相場付きは大事にしたいですね。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり、リスク回避のJPY買いが全面に出ていますね。

そして、利下げの影響なのか、USD売りも明確です。

なので、通貨の強弱の観点から見ても
USDJPYのショートは合理的だったと言えます。

さて、月曜からの相場ですが、
引き続き新型コロナウィルスの報道に注目です。

テクニカル的にはドル円が105円割れ付近まで下げていますが、
あまりにも一方的な下げなので、
もうそろそろ自律反発するかもしれません。

しかし、新型コロナウィルスに関しては、
おそらくポジティブなニュースは出ないと思われるので、
リスク回避目線でトレードに臨むことになりそうです。

トレーダーという職業は満員電車にも乗らず、
会社で大人数の会議に参加することもなく、
そもそも外出する必要すらありません。

一般的な社会人と比べると、
新型コロナウィルスに感染しにくい環境で生活できます。

あなたも今一度真剣に真面目にトレードの勉強をしてみませんか?