今週は新型コロナウィルス拡大への不安と、
経済再開への期待との狭間で揺れ動く展開でした。
感染拡大自体は確実に世界中に広まっているので、
本来なら不安が先行しそうなものですが、
ワクチン開発などの期待感もあるのか、
もしくは、ネタとしては賞味期限切れなのか、
一方的なリスク回避の動きにもならないですね。
ドル円の1週間の値幅は僅か70PIPS程度で、
相変わらずの低ボラ状態。
高ボラティリティーのポンド円ですら、
1週間で150PIPSしか動いていない状況で、
トレンドフォロアーとしては
やり難い1週間だったのではないでしょうか。
ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
週前半は上昇トレンドでしたが、
週後半に行くにつれてボックス相場に移行しています。
週前半は青色ゾーンを背にしてのロング指向で問題なかったですが、
週後半のボックス相場は手を出すべきではなかったですね。
では、どこからボックス相場と認識すべきなのか、、、
一旦、価格が青色ゾーンを割れたあたりから、
もしくは、遅行スパンが陰転しだしたあたりから、
もしくは、青色ゾーンから赤色ゾーンに
切り替わったあたりからでしょうでしょうか。
遅行スパンの変化とスパンモデルの変化に気づけるかどうかが重要です。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般的にEUR買い、GBP売りでしたね。
よって、EURGBPのロングがやり易かったでしょうが、
EURGBPは私の監視対象ではないです。。。
さて、月曜からの相場ですが、
特に目新しい材料は出てこないようで、
引き続き新型コロナウィルスへの
不安と期待が交差する相場展開でしょうか。
また、米中の報復合戦やトランプ大統領の不意な発言にも注意です。
当分は低ボラ状態が続きそうです。