先週は米関連の指標が多く、
その結果にドルが振り回される展開となりました。

ベースには世界経済が回復傾向にあるという認識を持ち、
先週は米ADP雇用統計、米新規失業保険申請件数、
米ISM非製造業景況指数などの一連の指標も概ね良好な結果となり、
ドルが強含む展開でした。

しかし、最も重要な指標である金曜日発表の米雇用統計が、
先月に続き、またしても市場予想を下回ってドルが一気に失速、
ドル円は110円台から109円台にまで60PIPSほどの失望売りが浴びせられました。

マーケットは出口戦略を意識していましたが、
先月と今月の米雇用統計の結果を見ると、
まだまだ時期尚早なんでしょうか。

また、別のニュースとしては、
ロシアの政府系ファンドがドルの保有量をゼロにすると発表。

今までは同ファンドの資金の35%がドルだったものが
それを0%にして、逆にユーロと元を増やす方針に。

ロシアとしては米からの制裁が続く中で、
ドル依存を低下しておきたいという思惑、
そして、中国との関係強化を目指す思惑なんでしょう。

この発表が為替市場に与える影響は未知数ですが、
少なくともドルに対してポジティブではなさそうです。

ということで、
先週分のUSDPJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb21060601
先々週の流れを受けて堅調な推移となり、
一時は110円台に乗せましたが、
週末の米雇用統計で一気に売られている様子が分かります。

トレーディングとしては難しかったですね。

堅調とはいえ、雲に絡む場面が多く、
また、4時間足レベルでも横ばいになっていたので、
手が出しにくかったでしょうか。

3日の上昇後にはようやく本格的に買い目線にできましたが、
米雇用統計が邪魔してエントリーできず。

個人的にも先週のドル円ではノートレードです。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
明確は方向性は見られませんでしたか。

基本的に閾値+0.5より上の通貨を買い、
閾値-0.5より下の通貨を売る方針なのですが、
継続性が無かったので、利大を目指すのも難しかったです。

さて、月曜からの相場ですが、
特に大きな材料は無いので
手掛かり不足の週になりそうです。

米雇用統計の結果を見ると、
ドルに強気になるのは難しいとは思いますが、
市場は景気回復を織り込みたがっているので、
一方的なドル売りにはならないような気もします。