先週は低ボラでの推移が続きました。

先々週末の米雇用統計では弱い数字となったので
出口戦略に対する期待は後退している状況の中、
先週は米消費者物価指数(CPI)がありました。

CPIというと今ではインフレ指標の代表格として注目されていますが、
この数字がどのくらい強いか or 弱いかで、
インフレの進行度を計っています。

強ければインフレが進行しているという認識で、
近い将来出口戦略、引き締めが検討され、
弱ければインフレが進行していないという認識で、
出口戦略はまだ先、となります。

結果としては、CPIは強い数字となり、
想定通りにインフレは進行。

米雇用統計とCPIの結果を見ると、
雇用は思ったほど増えていないが、物価は上がっているという、
あまりよろしくない状態のように見えますが、
まぁ、これも一時的なんでしょうか。

ひとまず、マーケットもどちらに反応して良いのか分からないようで、
結果的には低ボラティリティのままで終わっています。

ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb21061301
スパンモデル以前に、チャートの形状が綺麗でないですね。

高値と安値が不揃いですし、
ランダム性が強くなっているので、
あまりトレード向きの形状ではありません。

スパンモデル的にも雲が薄いですし、
遅行スパンもローソク足に絡む場面が多く
エントリーポイントは見つけづらいです。

私ならもっと分かりやすくて綺麗なチャートをしている
別の通貨ペアを選択したいです。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
こちらも週を通して方向性が出ている通貨はありませんでした。

EURUSDに関しては、EURUSDのラインを見てもらえれば分かるように、
常に同じような位置にいますね。

つまり、通貨の強弱に差がないので、
トレンドが出ていないわけです。

終盤になってようやくUSD買い、EUR売りがはっきりとしたので、
チャートも下降トレンドになりました。

さて、月曜からの相場ですが、
15日、16日にFOMCが開催されます。

一時はテーパリングについての期待もありましたが、
2カ月連続で米雇用統計が弱い数字となったことで、
まだまだ時期尚早なんでしょう。

ひとまず、政策金利や量的緩和については変更なし、
慎重姿勢を堅持するものと思われます。

となると、またしても方向性は難しいですね。

マーケットは景気回復を織り込みたがっているので、
そうした発言や指標が出てくるかどうかです。