先週は株式市場が続落し、
リスク回避の動きが広まる週でした。

株式市場に関しては利上げサイクル中なので
軟調傾向になるのは仕方ないでしょう。

しかし、それがリスク回避として捉えられ、
為替市場にドル売りという形で波及するのは理解できませんね。

これまで米の利上げによって買われてきたドルですが、
ここにきて、その利上げが景気後退につながるのではないか
という警戒感で、今度はドルが売られるようになっています。

利上げという同じ材料にも関わらず、
時にはドル買いとなり、時にはドル売りとなる。。。

マーケットというものは、ボラを出すために
都合の良いように解釈するものですね。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb22052201
相変わらずボラティリティの高い状態で、
先週も270PIPSくらい動きました。

トレーディングとしては難しかったでしょうか。

週中までは遅行スパンがローソク足に絡んだ状態が長く、
仮に、ロングしていたら損切りになっていたでしょう。

週中以降、明確に下落トレンドになってからは
ショート指向に切り替わりますが、
戻り売りを狙ったとしても
ボラティリティが大きくて振り落とされたかもしれません。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週初はGBP買いが強く出ていたので、
GBPJPYのロング、もしくは、GBPUSDのロングの方が値幅が取れたでしょう。

週中以降は明確な強弱は見られませんが、
全般的にUSD売り傾向にあったので
やはりGBPUSDのロングを選択すべきでしたね。

さて、月曜からの相場ですが、
NYダウの動きに注目です。

NYダウ週足チャート
nydow22052202
今年に入ってから軟調傾向でしたが、
ダウ理論的にも安値切下げになり、
下降トレンドがより鮮明になってきました。

今後も”景気腰折れ”が意識されるようだと、
コロナショック直前の高値である
黄色ライン付近まで下げる可能性があります。

そして、こうした株安がリスク回避となり、
それが為替市場へどのような影響を与えるのか。

とりあえず現状はドル売りになっているようですが、
利上げサイクルの中でドル売りが続くとは思えないので
ドル円の下値はそこまで深くはないと見ています。