先週はFOMCと米雇用統計という重大イベントがありましたが、
どちらも思ったほど反応しなかったですね。

やはり現在の市場は仏大統領選を意識しているようです。

先週も中道派マクロン氏と極右ルペン氏のテレビ討論がありましたが、
マクロン氏が優位な状況に変わりはなく、
市場はそれを織り込むようにユーロ買いと円売りを進めています。

本日決選投票ですが、どうなるにせよ、
月曜日の寄付きはユーロクロスに関してはギャップで始まりそうです。

という事で、
今回は先週1週間分のEURJPYの1時間足チャートを復習してみます。

(チャート内に、青色四角枠を記述していますが、
 これはマイルールにおけるロング指向の領域を表しています)、

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
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1週間を通して非常に分かりやすい上昇トレンドとなっていました。

スパンモデル的にも青色ゾーンだけとなっており、
また、遅行スパンもほぼ陽転状態でしたので、
難しく考えなくても、青色ゾーン付近からの押目買いだけを
狙っていれば問題なかったでしょう。

こういう分かりやすい相場の時にたくさん取っておきたいですね。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり1週間を通してEUR買い、JPY売りとなっていることが読み取れます。

他のクロス円のチャート形状も確認しましたが、
どの通貨ペアもそれなりの上昇トレンドとなっていたので、
ロングで取れていたでしょう。

しかし、分かりやすさでいうと
やはり、先週はEURJPYが一番でしたね。

通貨ペア選択の一助として
この「MTF通貨の力関係インジケーター」を利用して頂ければと思います。

さて、月曜からの相場ですが、仏大統領選を受けて
どのような展開になるかは分かりませんが、
とりあえず市場のテーマから仏大統領選挙は外れますので、
ユーロ買いがこれまでどおり進行するかどうかは疑問でしょう。

再び地政学リスクが叫ばれるのか、
それとも、原油相場が注目されるのか、
それとも、材料探しと言われるのか、、、

どうなるにせよ、ファンダメンタルズは頭の片隅に置いといて
テクニカル分析中心である事に変わりはないです。