先週は米雇用統計後のドル買いの流れが継続するのかと思いきや、
週中の原稿公表、パウエルFRB議長の発言により、
再びドル売りの流れに戻っています。
市場の雰囲気としては、好調な米雇用統計を受けて、
利下げ幅は0.25%だという見解が優勢となっていましたが、
原稿公表後は0.5%の利下げ幅という見解が
再度盛り返してきた感じでしょうか。
0.25%の利下げか、0.5%の利下げか、
市場もまだ判断できていないようですが、
7月末のFOMCまでは、経済指標によってその都度振れるんでしょうね。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを復習しておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
週前半は米雇用統計の流れを受けてジリ高基調でしたが、
週中の原稿公表後に急落してるのが分かります。
値幅としては、120PIPSほどでしょうか、
ドル円にしては動いてくれた方です。
しかし、トレーディングとしては、
それほどやり易くはなかったですね。
週前半のジリ高場面では、そもそも値幅が出ていないですし、
原稿公表後の一番動いた場面は日本時間の深夜以降ですから、
私はチャートを見ていませんでした。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり、週前半はUSD買いで、週中からUSD売りに転換しています。
他の通貨も週を通しての明確な強弱は無かったので、
通貨ペア選択は難しかったですね。
さて、月曜からの相場ですが、
引き続きドルの動きに注目です。
7月末のFOMCまでは、経済指標や要人発言により
ドルは振らされるでしょう。
そして、NYダウの最高値更新が続く中、
米企業決算も控えています。
まぁ、個別企業の業績が直接為替に影響するケースは稀ですが、
一応、チェックだけはしておきたいですね。