先週も米利下げ幅が0.25%になるのか、0.5%になるのか、
その思惑で振らされる展開となりました。

経済指標は好調なものが多いので、
それだけだと利下げ自体がおかしいとなるんですが、
各要人はなぜかハト的な発言が多いですね。

一応表向きは、世界経済の将来的な不安に対する
予防措置的な意味合いによる利下げのようで、
先週も、パウエルFRB議長やウィリアムズNY連銀総裁などが
緩和姿勢の発言をしましたが、まだ0.25%なのか、0.5%なのか、
市場は判断できていないようです。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを復習しておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
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週前半はジリ高基調でしたが、明確なトレンドにはならず、
トレーディングとしては困難だったでしょう。

そして、週中に遅行スパンが陰転して、売り優勢となって以降は、
スパンモデルを背にしてショートできたでしょう。

しかし、時間帯的には日本時間の深夜から早朝に動いていたので、
監視時間が合わなかったでしょうか。

週を通しての値幅は120PIPS程度となっており、
最近のドル円にしては高ボラティリティーでした。
(以前のドル円なら、1日で120PIPSくらい簡単に動いてたんですけどね)

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週初のUSD買い、GBP売りが目立った程度でしょうか。

それ以外では、地味にJPY買い、EUR売りが継続していたので、
EURJPYのショートが狙い目でしたね。

さて、月曜からの相場ですが、
引き続き、米の要人発言に注目です。

また、英保守党党首選やECB理事会も控えており、
ポンドとユーロは大きく振れる可能性があります。

基本、どの通貨も弱気ですが、
合算した通貨ペアとしてトレンドになるかどうかは不明です。