先週も新型コロナウィルス関連のニュースが話題の中心でした。

一時は感染者数増加のスピードが遅くなった
とも言われていましたが、
感染の基準を見直した結果、一気に感染者数が急増し、
楽観ムードはかき消されました。

また、先週はユーロが売られましたが、
これも新型コロナウィルスの影響なんでしょうか?

中国と経済的な結びつきの強い豪や新興国の通貨が売られるのは
理解できますが、欧州全般となると、ちょっとピンときませんね。

今となっては、
中国と経済的につながっていない国、地域は少ないので、
どの通貨も売られる可能性が高いということでしょうか。

また、これだけの世界的な悪材料にも関わらず、
なぜか株式市場だけは順調です。

世界経済の減速など関係ないとばかりに
先週もNYダウは最高値を更新しましたね。

こんな状況を見てしまっては、
もう米株が下げる可能性は未来永劫無いように思えてしまいます。

大丈夫なんでしょうか。

下げる時に下げてくれないと
上がる時は無理矢理上げるしかなさそうですが。

では、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、赤色四角枠を記述していますが、
 これはマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb20021601
見ての通り、全般赤色スパンであり、
遅行スパンも陰転している場面が多く、
ショート指向でトレードすべきチャートですね。

赤色ゾーンを背にしての逆張り売り、もしくは
戻り売りでトレードしていれば問題はなかったでしょう。

また、ボラティリティもようやく戻ってきたでしょうか、
8時間監視して20PIPSも動かなかった時期と比較すると、
まぁそれなりに、値幅を狙える程度のボラティリティは
出てきたみたいです。

次に、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
やはり、EUR売りの流れでしたね。

対して、強かった通貨はGBPでしょうか。

なので、EURGBPのショートが
最もトレードしやすかった通貨ペアになります。

さて、月曜からの相場ですが、経済指標は二の次で、
引き続き新型コロナウィルスの報道に注目です。

良い方向には向かわないでしょうが、
悪材料には慣れてきた感もあるので、
多分方向感なく推移しそうな感じもします。