先週は目立った材料は無かったですが、
強いて言えば、バイデン政権による富裕層へのキャピタルゲイン増税でしょうか。

所得が100万ドル以上の個人に対して
これまで20%課税だったものを39.6%に引き上げるという提案をしました。

これにより株式市場のセンチメントが悪化して
一時、NYダウは大きく下げましたが、
週末を迎えた時点では何事もなかったように戻しています。

まぁ、現時点では単なる提案でしかありませんし、
共和党が反対してそのまま議会を通過するとも思えませんし。

しかし、これに触発されて、
日本でもキャピタルゲイン増税なんて提案されたら
マジでムカつきます。

余計な心配ですが、ほんと、マジでやめてほしい。

FXではレバレッジを低くしたりするのも、
暗号資産では雑所得とかも、マジでやめてほしい。

ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb21042501
波を打ちながらも全般的に買いが優勢な展開でした。

しかし、遅行スパンの転換が多いですし、
雲も青色スパン赤色スパンの入れ替わりが多いので、
トレーディングとしては難しかったでしょう。

やはり、青色スパンに沿っての上昇トレンドや、
赤色スパンに沿っての下降トレンド
というチャートパターンの方がやり易いですね。

分かりやすいチャートの通貨ペアを見つけることができたら、
あえてEURUSDでトレードする必要も無いでしょう。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週前半はGBP買い、USD売りだったので、
GBPUSDのロングがトレード対象候補になります。

週後半にかけては逆にGBP売りに転換し、
JPYが安定して買われているので、
GBPJPYのショートがやり易かったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
FOMCが控えているので、一応注目です。

おそらくこれまで通りハト派的な内容で
慎重姿勢を崩さないと思われるので、
マーケットへの影響は少ないでしょう。

よって、基本的にドル売り目線で見ていくことになりそうです。