先週の重要経済指標としては米消費者物価指数(CPI)の発表があり、
市場予想の+3.6%に対して実際は3.7%で上振れ、
なかなか物価の伸びが鈍化しないですね。
直近の米雇用統計も市場予想を大きく上回りましたし、
これだけ利上げしても米経済の力強さは変わりません。
というか、インフレの粘着性に手こずっている、
という表現の方が合っているんでしょう。
インフレ鈍化が期待したほど進んでいないことから、
市場はドルを買わざる得ない状況で、
結果、ドル円も上がらざるを得ない状況で、
再び150円をトライするレベルにまで上げてきました。
先々週の介入?レートチェック?は何だったのか?
一部の人間が無理矢理下げようとしても結局ドル円は上方向なんですね。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
週初は弱含みの展開で始まりましたが、
介入?レートチェック?のその後の展開が無さそう
と市場が認識しだして徐々に上向きに転換した印象です。
トレードとしては比較的簡単だったでしょうか。
週中以降、遅行スパンが陽転し、青色ゾーンに転換してからは
いつもどおりの押目買い戦略で問題ないでしょう。
なお、現在のドル円ではファンダメンタルズ的な状況を考慮すると
ショートする気には全くなれないので、
週初のショート指向領域は完全無視です。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
JPY売りよりもUSD買いが強く出ていましたね。
また、週初からGBP買いが優勢でしたので、
GBPJPYのロング、もしくはGBPUSDのロングの方がやり易かったかもしれません。
さて、月曜からの相場ですが、
先週の記事でも触れたようにハマスとイスラエルの対立が
どうやら戦争にまで拡大しそうな状況ですね。
この記事を書いている時点でも
イスラエルが大規模攻撃の準備をしているとの報道もあります。
中東地域の関係性は何千年もの間、
恨みと憎しみの積み重ねによって構築されてしまったもの。
残念ですが今さら解決するのは難しい問題。
今回の戦争もどのくらいの規模になるのか、
そして、それがどの程度他国に波及し、
どの程度相場に影響を与えるものなのか分からない状況です。
とりあえずリスク回避で金(ゴールド)が猛烈に買われていますが、
為替では安全資産としてCHFが買われているようです。
USDに関しても安全資産という側面があるので買い圧力が強いでしょう。
となると、ドル円はやはり上方向なのか…
あっ、JPYはもはや安全資産ではないですからね。