先週もウクライナ情勢と米利上げの思惑に振らされる展開でした。
ウクライナ情勢については
随時協議は行われているんでしょうが、
好転の兆しは全く見えていません。
こうした状況の中でも、
ロシア軍の民間人への攻撃が続いており、
世界中から非難を浴びています。
一応、欧米から追加制裁も発動されましたが、
あまりやり過ぎると自国の経済にも悪影響が出るので、
そのあたりは塩梅を見計らっているんでしょうか。
そして、FOMC議事録では多くのメンバーが
“0.5%以上の大幅利上げが適切”
としていることが明らかになったことでドルが買われています。
ドル円は今週再び124円台半ばまで上昇しており、
3月に付けた高値をトライする日も近いかもしれません。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠を記述していますが、
これはマイルールにおけるロング指向の領域を表しています)
先々週は調整含みの展開でしたが、
先週は再び上昇トレンドに戻りました。
週を通して青色ゾーンになっていて、
遅行スパンも陽転の場面が多かったので、
いつも通り、買い目線でトレードすれば
期待値>1のトレードができたはずです。
また、サブウィンドの通貨の力関係を確認すると、
概ね、USD買い、EUR売り、JPY売り傾向だったでしょうか。
よって、通貨の強弱の観点では
トレード対象となる通貨ペアは、
EURUSDのショート、USDJPYのロングが候補になります。
さて、月曜からの相場ですが、
米では消費者物価指数が発表されます。
インフレや物価高を最も反映する指標として
今最も注目されている指標ですね。
前回は7.9%まで上昇し、
今回も大きな伸びが予想されますが、
既にドル関連の相場は織り込み済とも考えられます。
しかし、ドルが大きく売られる展開にはなりにくいでしょうから、
一応、ドル買い目線で見ていきたいと思います。